青年技能者の技術を競う「Tokyo技能五輪・アビリンピック2021」(第59回技能五輪全国大会・第49回全国障害者技能競技大会)が、12月18日(土)・19日(日)の両日、東京ビックサイトをメイン会場に東京都内全14会場で開催された。
技能五輪は、国内の青年技能者(23歳以下)の技能レベルを競うことにより青年技能者に努力目標を与え、技術水準の向上を図るとともに、広く国民一般に対して技能の必要性をアピールすることを目的に毎年開催するもの。今年は夏の東京オリンピック・パラリンピックに続き東京にて開催、全国から約1500名の選手が集結し、技能五輪42種目、アビリンピック25種目において競技が行われた。建築関連では、建築大工、建具、家具、左官、タイル張りなどの業種で競技が行われた。
また、今回は東京都主催の「ものづくり・匠の技の祭典2021」が併催され、その特別企画として日装連、日技連、全表連合同で「内装仕上げ施工競技大会」(技能五輪デモンストレーション)を12月19日(日)に開催した。関東圏の壁装技能者10名が競技に参加し、高い技術を披露した。審査の結果、第1位は斎藤颯氏(東京都)が獲得した。
なお、現在「壁装」は技能五輪の競技ではないが、今後正式種目化を目指す。
「Tokyo技能五輪・アビリンピック2021」公式サイト
https://www.tokyo-ginou-2021.jp/
「内装仕上げ施工競技大会」の様子