サンゲツ 10月1日受注分より取引価格を改定
2022.06.17(株)サンゲツは、2022年10月1日(土)受注分より、壁装材・床材・椅子生地の取引価格改定を実施する。
同社では、原材料価格の高騰や物流コストの上昇等を背景に、2021年9月21日付での第一次取引価格改定に続き、2022年4月1日付での第二次取引価格改定を実施した。しかしながら、
第二次取引価格改定発表以降も、原油・ナフサ等の原料価格の高騰およびエネルギーコストの上昇に加え、塩ビ樹脂・ナイロン等のさまざまな素材の価格上昇、構造的な需給逼迫が顕在化している。
また、インテリア業界全体においても、商品製造設備の老朽化、製造メーカーの減少による供給能力のタイト化、人員確保難による製造・販売・出荷・配送面でのさまざまな制約、 人件費の上昇、 輸送・物流関連コストのさらなる上昇などさまざまなリスク要因が高まり、製造から施工を含めたバリューチェーン全体における収益改善がより一層重要な課題となっている。
このような状況下、インテリア業界の継続的かつ健全な発展のためには第三次価格改定は免れ得ない状況となっているとし、壁装材、床材、椅子生地の価格について7~12%の値上げを実施することを決定した。カーテンについては状況を見極めた上で改めて発表する予定。
■価格改定について
価格改定実施日:2022年10月1日(土) 受注分より
対象商品:壁装材・床材・椅子生地
値上げ幅:7%~12%
サンゲツのホームページ