サンゲツ 使用済みカーテン繊維を含む素材で植物を育てる取組開始
2024.03.18(株)サンゲツは、3月4日(月)にオープンした新たな価値創造拠点「PARCs Sangetsu Group Creative Hub(PARCs)」の植栽エリアに、ポリエステル繊維をリサイクルして生まれた土「TUTTI(トゥッティ)」を採用、廃棄物の量を削減しつつオフィスにグリーンを育む新たな取り組みをスタートした。
「TUTTI」とは、スタイレム瀧定大阪(株)が手掛けるポリエステル繊維を主体に人工ゼオライトなどを特殊配合した「繊維でできた土」。従来の培養土と同じように、野菜や花、苗木などを育てることができます。軽さや保水性・通気性に優れ、長期間の利用が可能なほか、手が汚れにくく室内でも取り扱いやすいといった特徴がある。
今回の取り組みでは、スタイレム瀧定大阪(株)と協働し、「サンゲツカーテン・エコプロジェクト」により回収されたポリエステル製のカーテン生地を原材料の約20%に使用している。カーテン生地を使用した同製品の製造は初めてであり、廃棄物を活用し新たな価値ある製品に再生する、アップサイクルとしての可能性を持つ試みとなっている。
「TUTTI」Official Online Store
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