(株)サンゲツは、一般社団法人work with Pride(wwP)が策定したLGBTQ+への取り組みを評価する「PRIDE指標2023」において、最高評価の「ゴールド」に初認定された。
「PRIDE指標」は、LGBTQ+など性的マイノリティが働きやすい職場づくりを日本で実現するために、wwPが2016年に策定した、日本で初めてとなるLGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成されており、各指標内で指定の要件を満たしていれば点数が付与される。点数により、ゴールド・シルバー・ブロンズとして企業・団体が認定される。
サンゲツは、「サンゲツグループダイバーシティ基本方針」を掲げ、社員一人ひとりの個性を多様性としていかし、互いに高め合いながら成長するダイバーシティ・マネジメントの推進に取り組んでいる。この方針に基づき、ALLYイベントへの継続的な参加や、社員への定期的なLGBTQ+研修など、社内外に向けた取り組みを続けており、2018年から2022年までに4度のシルバー認定を受けてた。
今年は新たに、同性婚の法制化を推進する「Business for Marriage Equality」へ賛同を表明したほか、2023年内に「同性パートナーシップ制度」を導入する。「同性パートナーシップ制度」を導入することで、同性パートナーをもつ社員にも、特別休暇、慶弔見舞、借上住宅、単身赴任手当、育児・介護休職、育児短時間勤務などが適用可能となる。これらの取り組みが評価され、初のゴールド認定を受けた。
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