(株)トミタは、最上級のインテリア空間創りに必要なヒントを盛り込んだ仮想空間のショールーム「tomita Virtual Showroom(トミタバーチャルショールーム)」を、10月17日(火)にオープンした。
「トミタバーチャルショールーム」は、Web上で、それぞれの素材で施工された空間を、いつでもどこでも気兼ねなく見て回れる仮想空間のショールーム。別荘スタイルの「Landscape」、日中夜間の光の切替え可能なアーバンスタイル「Tokyo Silent」、和モダンな「Kyoto hideout」、そして壁紙パターンの切替えにより様変わりする空間が体感できる「IDEA box」の、4つの異なる空間が用意されている。
それぞれの空間では感覚的に気になるポップをクリックすることにより、採用されている壁紙やファブリックス、家具、ラグの詳細な商品情報、商品名・品番が表示される。言語の切替えも日本語、英語の表記が選べる。
「トミタバーチャルショールーム」
本紙2022年7月10日号「暮らしスタイリスト」にて紹介した高原美由紀氏((有)カサゴラコーポレーション)が、このほど書籍「部屋づくりの法則 ちょっと変えれば人生が変わる!」(青春出版社)を発刊した。
高原氏は、独自メソッド「空間デザイン心理学」を構築、心理学にもとづいた科学的アプローチから部屋の在り方を考え、実践的に提案してきた。それにより夫婦仲の問題、子供の育ち方、うまく片付けができないといった数々の問題を解決に導いてきた。
同書は、そうした高原氏が構築してきた「空間デザイン心理学」をわかりやすく体系的にまとめたもの。実践的でプロユーザーも明日から提案に活用できるものとなっている。46判ソフトカバー。224ページ。価格は1650円(税込)。
目次
序章 今までの「機能的」で「美しく」「住みやすい」家の間違い
第1章 いつも片付いている部屋の法則
第2章 家族関係がよくなる部屋の法則
第3章 仕事・勉強に集中できる部屋の法則
第4章 世帯別 人生が好転する部屋の法則
終章 住まい環境が変われば、すべてが変わる
【暮らしスタイリスト】高原美由紀 氏紹介記事(公開中)
https://online.ibnewsnet.com/news/file_n/hn2022/hn220713-02.html
青春出版社「部屋づくりの法則」紹介ページ
https://www.seishun.co.jp/book/23866/
トキワ産業(株)は、「豊かな発想で、豊かな暮らしに。ずっとこれからも。」をコンセプトとした総合壁紙見本帳「パインブル 2023-2026」を、10月12日(木)に新発売する。
巻頭からはじまる特集ページでは、人気の「友安製作所」、「ファブリーズ壁紙」に加えて、新シリーズとして独創的なデザインで活躍したデザイナー・上野リチとコラボレーションした「L.Rix Fantasy」、印刷インキ分野でトップシェアのDICグラフィックスとコラボレーションし、従来のカラーシリーズに色名とストーリーを加えた「DICカラーストーリー」、フラワー業界最大手の日比谷花壇とコラボレーションした「日比谷花壇」の3つを追加した。
また機能性商品ではキズ、クラックに強い「マッスルウォール」にファブリーズタイプ(不燃・準不燃)と抗ウイルスタイプをラインナップ、さらにガラスビーズ壁紙や、環境に配慮しオレフィンチップやもみ殻を使用した壁紙など新たな素材系壁紙も追加した。
この他、各ページにQRコードを掲載、コーディネート写真が確認できるようにした。
トキワ産業のホームページ
(株)サンゲツは、カーペット見本帳「2023-2026 ロールカーペット総合 コントラクト&ホーム」を、10月26日(木)に発刊する。
ロールカーペットは、やわらかな踏み心地による快適性と反響音の抑制や転倒時の衝撃吸収といった機能性により、住宅や宿泊施設などで幅広く使用されている。特に住宅では部分的に使用するピースラグとしての活用も広がっている。
同見本帳では、こうしたニーズを捉え、「自分で敷き、楽しむ」ことをテーマにオーダーサイズのラグとしての活用が可能なラインアップとしている。価格表示も1平米あたりだけでなく、ラグにした場合の参考価格を提示するとともに、ラグの施工例写真も豊富に掲載した。特にラグでの活用を想定した新柄「サンスコッチ」には、下地を傷つけにくく、敷き込みと置敷き両方に適した裏面素材「ハイブリッドバック」を新たに採用しており、より幅広いシーンに対応できるようにした。また縁加工の種類を「オーバーロック加工」「テープロック加工」「ヘム加工」の3種類から選択できるようにし、同じラグでも縁加工の違いによる表情の変化を楽しめるようにした。
さらに巻頭企画では、「シーンで選ぶ」と題してカーペットの機能面でのメリットや、心地よさをシチュエーション別で紹介する他、お手入れに関する不安にQ&A形式で分かりやすく答えるなど、カーペット選びをサポートするコンテンツも用意した。
この他、住宅用カーペットタイル「スタイルキット」を大幅リニューアル、「スタイルキットプラス」として住宅シーンで使いやすいベージュやグレーなどのニュアンスカラーを拡充したことに加え、ストライプ柄やチェック柄が新登場した。さらにディズニーキャラクターをモチーフとしたデザインを11点収録した。
価格設定については、これまで複雑だったものを見直し、ロールカーペット商品の価格をA~Kの計11ランクにコンパクトにまとめ、巻頭から価格ランク順に掲載する分かりやすい構成とした。収録点数は98柄308点。うちロールカーペット179点(新柄86点)、受注生産品38点(新柄2点)、その他91点(新柄74点)。
なお同時発刊する「2023-2026 ロールカーペット8500 ベーシックセレクション」では、上記ランクのA~Fランクに該当する計206点を抜粋して掲載している。
「スタイルキットプラス」特設サイト
https://www.sangetsu.co.jp/pickup/stylekit/
特設サイト「カーペットのある暮らし」(10月26日より公開)
(一社)日本インテリア協会(永嶋元博会長)は、2023年度事業である「2022年度のインテリア事業の概要〈市場規模の策定〉」を発表、2022年度のインテリア市場規模を6157億6000万円(前年比9.2%増)と策定した。
コロナ禍3年目の2022 年度は、原材料の高騰、輸送コストの上昇に加えて円安が影響し、卸売価格の見直しが行われ、結果として前年比でプラスとなった。6100億円を超える市場規模策定は15年ぶりの水準となる。
分野別には、ウィンドートリートメント1900億円(同2.5%増)、フロアカバリング2906億8000億円(同15.3%)、ウォールカバリング1350億8000億円(同6.9%増)とすべての分野で前年度を上回った。
市場を押し上げた背景には、新設住宅着工戸数が減少に転じたものの、ひと段落したコントラクト需要、および数回にわたる卸売価格の改正がある。その反面、一般需要は電気・ガス・ガソリン・食料品など生活物価の上昇によりインテリアへの関心度は低下した。
なお「2022年度のインテリア事業の概要〈市場規模の策定〉」は、NIFホームページから購入できる。A4 20ページ 定価2000円(税込2200 円/送料別)。NIF事務局で現金かPayPayにて代引きでも購入可能。
NIFのホームページ