ジャパンテックスのデジプリエリア・アドバイザーを務めるインテリア文化研究所の本田榮二氏は、「今年はデジプリ壁紙の本格的スタート年」という予測を発表した。
JAPANTEX2015「デジタルプリントエリア」の出展申込も順調で、ミマキエンジニアリングやエプソン販売などの機器メーカー、世界初のデジタルプリント壁紙『プリンテリア』を開発したリンテックサインシステムなどのデジブリ関係企業、新潟フジカラーやスタジオハルなどのサイン&ディスプレイ企業も多数出展する。また施工機器のパイオニア的存在の極東産機やデジプリ壁紙施工の第1人者・君和田氏が主宰するKWCも出展する。君和田氏は「1日3回/計9回の施工実演を行うので、通常の壁紙とは若干異なるデジプリ壁紙の施工を見て頂きたい」と呼びかけている。
これらの動きと連動するように、デジプリ壁紙をシステム販売する発表が相次いでいる。KWCは『The Creat Journey Vol.1』という見本帳を発表し、すでに物件を獲得している。野原産業グループのキャルも『Who』というデジプリ壁紙の販売を開始した。一昨年のジャパンテックスで『Deco Cloth』を発表したフジサワコーポレーションもカタログを改定しテコ入れを図っている。
一方、大手ブランドメーカーの動きも活発で、リックは『グラフィックコレクション』、リリカラは『デジタル・デコ』、サンゲツは『ハイ・グラフィカ』というデジプリ壁紙で壁紙市場の攻略を狙っている。この他にもトキワ産業や壁紙屋本舗など多数の企業がデジプリ壁紙を販売しているが、今年は業種業態の垣根を越えて新旧勢力が激突する可能性が濃厚である。
本田氏は「競争激化はデジプリ壁紙市場を拡大させるはず。この動きに拍車をかけるのが今秋、登場するフリース素材。参入企業は本格的展開に備えてデザイナー確保やコンテンツ蓄積に取組むはず」と述べている。
立川ブラインド工業㈱は、7月10日に東京証券取引所の承認を受け、平成27年7月17日をもって東京証券取引市場第二部より同第一部銘柄に指定される。
タチカワのホームページ
http://www.blind.co.jp/
極東産機(株)は、便利機能を厳選搭載した自動壁紙糊付機のシンプルモデル「Prime RevoⅡ/プライムレボツー」をさらに使いやすく、便利な機能を盛り込んだマイナーチェンジ機「Prime RevoUP/プライム レボ アップ」を、このほど新発売した。
「Prime RevoUP」では、新NEWスリッターSCⅢ型を標準装備し、裁断性能をさらに向上したほか、高機能糊付機に標準装備の「クロス切れ検知機能」「糊連動供給機能」をオプションで取り付け可能にした。また基本性能である「検尺(測長)性能」をより向上させた(特許出願中)。
またコストパフォーマンスの高い「PrimeμⅡFRESH/プライム ミューツーフレッシュ」に抜群の裁断性能と軽量・コンパクト設計が人気の「NEWスリッターSCⅡ型」を標準装備した「PrimeμⅢ/プライム ミュースリー」も同時発売する。
なお現行機については在庫がなくなり次第、廃番となる。
インテリア工事のプロが使用する工具が勢ぞろい!
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お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。
トーソー㈱は、アルミレールの表面に天然木を組み合わせた装飾カーテンレール「レガートグラン」を、7月6日(月)に新発売する。
「レガートグラン」は、同社売れ筋である「レガート3シリーズ」(レガート、レガートプリモ、レガートスクエア)に近時のデザイントレンドを反映したもので、その第一の特徴が木目を引き立たせる表面仕上げである。「レガートグラン」では、木材の表面をブラシなどで擦ることで木目を凹凸に仕上げる「うづくり仕上げ」を採用、さらに異なる2色の塗料を重ね塗りし、使い込んだアンティーク感を表現した。カラーバリエーションは、このアンティーク感に合わせた5色。キャップデザインもシャビーシック系とヴィンテージモダンの2パターンを用意する。もちろん機能性も追求、アルミレールと組み合わせた天然木が、ランナーの走行音、振動音を吸収し高い静音性を実現、またアルミレールの内側にクリア塗装を施し表面を滑らかにすることで操作性が向上した。