10月26日(水)~28日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「JAPANTEX2016」(主催:(一社)日本インテリアファブリックス協会)では、昨年に引き続き特別展示エリアとして「デジタルプリントエリア」を展開するが、そのアドバイザーとして本田榮二氏が就任した。
デジタルプリントの波はインテリア業界に押し寄せている。昨年の「JAPANTEX」や今年の「ハイムテキスタイル」ではデジプリエリアが活況を呈し、集客面でも大きく貢献した。今や止めることのできない大きな奔流になろうとしている。また今年6月には、デュッセルドルフ見本市会場で4年に1度のDrupa(国際印刷・メディア産業展)が開催される。30万人を集客するモンスター見本市で、新型のデジプリ機や周辺機材が展示される。日本からも1万人前後の関係者が訪れ、インテリア業界関係者も多数含まれるだけに、これも大きな加速要因になる。こうした世界的情勢の中で、「JAPANTEX」も昨年に引き続き「デジタルプリントエリア」を設けることを決定、それに合わせて海外デジタルプリント事情に詳しいインテリア文化研究所の本田榮二氏をアドバイザーに迎えることを決定した。
本田氏はヒューレッドパッカード社のアジア地区特約店を集めたDscoop北京大会と東京大会で講演を担当。リンテックサインシステム社のサテライト会でも度々講演を担当している。またジャパンテックスでも2年連続で、中央セミナー会場でデジプリ壁紙に関するパネルディスカッションの司会を担当するなど、インテリア業界におけるデジタルプリント関連のパイオニアとして活躍している。本田氏は「2020年の東京オリンピックの頃には、インテリア業界とサイン&ディスプレイ業界の融合が進むことも予想されるのでミクロとマクロの観点から対応したい」と抱負を語っている。
インテリア文化研究所のホームページ
http://interior-culture.jimdo.com/
「JAPANTEX2016」公式サイト
http://japantex.jp/
(株)サンゲツは、発売戸建てやマンションなどの住宅分野をはじめ、各種施設にも安心して選べる壁紙を収録した新作見本帳「2016-2018 リザーブ1000」を5月11日(水)に新発売する。
新「リザーブ1000」のコンセプトは「“住まう人”の空間と暮らしに寄り添う見本帳」。特にコーディネート提案を重視し、人気北欧ブランド「Finlayson(フィンレイソン)」や人気キャラクター「SNOOPY」とのコラボレーション商品、そして「個性と洗練」がコンセプトオリジナルブランド「process#100(プロセス ワンハンドレッド)」などコーディネートの幅を広げる豊富なシリーズを展開する。またコーディネート特集ページとして、部屋づくりのヒントを提供する「How to企画」を掲載、「ペットとともに暮らす」、「柄のある空間を楽しむ」、「子どもと一緒に遊ぶ」、「やっぱり白が好き」、「お部屋にカラーをプラスする」の5つのテーマの下、壁紙の使い方やアイデアを提案する。
この他、見本帳自体も使いやすさを追求、住まいの悩みに応じて商品選びができるように、機能性壁紙を「汚れやキズに」、「快適なお部屋環境に」、「湿気対策に」の3つのグループに分類、また掲載商品全点(壁紙)の施工例写真をCGで用意、各ページに掲載されたQRコードより、スマートフォンやタブレットで見ることができるようにした。
収録点数は878点(新柄率約39.6%)。
サンゲツのホームページ
http://www.sangetsu.co.jp/
(株)ニチベイは、5月19日(木)の名古屋、福岡会場より、恒例の商品発表会「ニチベイ ネオフェスタ2016」を全国で順次開催する。
会場では2月に発売したロールスクリーン「ソフィー」、たて型ブラインド「アルペジオ」「ソーラーV」を中心に展示し、さらに4月以降に新発売するロールスクリーン、よこ型ブラインドを含め、ホームユース商品と店舗・ホテル・コントラクトユース商品を展示する。
・宇都宮 5月26日(木)・27日(金)会場:宇都宮産業展示館
・東京 6月8日(水)・9日(木) 会場:新宿アイランドタワー
・仙台 7月14日(木)・15日(金) 会場:仙台卸商センター サンフェスタ
ニチベイのホームページ
http://www.nichi-bei.co.jp/
東リ(株)では、ノンワックスタイプの長尺シート「NWシリーズ」専用の新しい継目工法として、継ぎ目が目立ちにくい「東リジョイントシールド」を、4月21日(金)より新発売する。
従来、長尺シート施工における継目工法は、溶接棒を用いた「溶接工法」が一般的である。しかし、継ぎ目の上に溶接棒を埋め込むため、その溶接棒を削り取った跡が長尺シート表面に残ってしまい、表面の柄が途切れるなど特にデザイン性の高いものでは意匠性が損なわれることがあった。またメンテナンス面においても、溶接棒と長尺シートとのわずかな段差に汚れが溜まり、継ぎ目が目立つようになることもある。とりわけ、ノンワックスを訴求する「NWシリーズ」においては、メンテナンス面での課題は大きかった。
今回新発売された「東リジョイントシールド」は、このような従来の溶接工法の難点を改善する、「NWシリーズ」専用の画期的新継目工法である。新工法では、まずシート同士を突き付けて貼り、シートとシートの間に専用液を、注射器の針のような専用ノズルで流し込み接着するというもの。これによりシートの断面同士が一体化、針のような隙間に専用液を注入するため、ほぼジョイント部分が見えなくなり、意匠性が保たれるとともに、汚れが溜まりにくくなりノーワックスメンテナンスでも美観を維持することができる。耐久性、強度は溶接工法と同等で、専用の施工工具や電源も不要なシンプルな施工性も魅力である。全9色の展開。1色で複数色のシートに対応する(対応色は指定されている)。
同社では昨年新発売し好評を博している、意匠性の高い「マチュアNW」を中心に、この新しい継目工法を訴求していく考え。
東リのホームページ
http://www.toli.co.jp/
(株)川島織物セルコンは、昨年11月開催の「JAPANTEX2015」にてプレ発表した「Sumiko Honda」新作コレクションの発表会を、東京、大阪、福岡、仙台の4都市にて開催する。
「Sumiko Honda」新作コレクションは、梅の花柄を中心とした「梅やわらかに 香り」。同デザインは、JAPANTEX2015企画「インテリアのプロが選ぶお薦め商材コンテスト」で金賞を受賞した話題作である。各発表会会場は、デザイナーの本田純子氏自ら新作プレゼンテーションを行う。発売は6月1日。
■「Sumiko Honda」新作発表会の日程
東京 5月19日(木)・20日(金) 会場:東京ショールーム
仙台 6月14日(火) 会場:仙台ショールーム
川島織物セルコンのホームページ
http://www.kawashimaselkon.co.jp