(株)LIXILは、ショールーム来場者にコーディネーターがタブレットを通じてリモートでショールームを案内する新サービスを、7月下旬より全国のLIXILショールームで開始する。
同社では、スマ―トフォン・パソコン・タブレットの画面を通して、一般ユーザーの自宅やショールーム館内からショールームコーディネーターに相談できるサービス「LIXILオンラインショールーム」を2020年5月から全国展開している。LIXIL商品の詳細説明やリフォーム相談、住まいのお悩み相談などを無料で受けており、これまでに累計15万組以上が利用している。
「LIXILオンラインショールーム」が自宅からオンライン相談ができるのに対し、今回のサービスは、ショールーム館内にて貸出しするタブレットで商品を見ながらオンライン相談ができる新たなサービス。館内を自由に歩きながら必要に応じて専門コーディネーターのリモートサポートを受けることができる。予約なしで利用可能。
LIXILでは、自分のペースで見学したい、座ってじっくりプランニングしたい、商品を見ながら説明を受けたいなど、多様化するさまざまなニーズへ対応可能とし、より自由で快適なショールーム体験を提供する。
LIXILのホームページ
NPO法人日印国際産業振興協会(JIIPA)は、インドのアパレル・ホームファッション企業が集まる「第14回インドトレンドフェア東京2024」を、7月23日(火)〜25日(木)の3日間、新宿住友ビル・三角広場(1F・B2)にて開催中である。
今回はインド政府の全面的な支援を受け、ジャイプール、デリー、パニパット、プンジャブ、コルカタ、ムンバイ、グジャラト、ティルプール、バンガロール、カルル、コインバトールなどインド全土12都市から過去最多となる250社が出展し、アパレル(175社)、ホームテキスタイル(30社)、手織りカーペット(30社)、機能性生地(5社)、アクセサリー(5社)、テキスタイル(5社)などさまざまな繊維製品が展示されている。
またインドならでは手工芸を紹介する展示エリアを初展開、手刺繍、ハンドプリント、彫刻、ミティラ絵画、ティクリ絵画など国内外でさまざまな賞を受賞する10人の職人がブースを構えている。クラフト技術を披露するライブ・デモンストレーションも連日予定されている。
開催に先立ちオープニングセレモニーが行われ、ジビ・ジョージ在日インド大使が出席、日本とインド間の繊維製品の関税がゼロになる日本インド包括的経済連携協定(CEPA)の意義について語るなど、2国間の貿易拡大に大いなる期待感を示した。なお会場では通訳が依頼できる他、各ブースには翻訳機が配布されているため日本語での商談が可能となっている。
「第14回 インドトレンドフェア東京 2024」公式サイト
(株)サンゲツは、7月19日(金)に(株)ヘラルボニーが主催する「HERALBONY Art Prize 2024(ヘラルボニー・アート・プライズ 2024)」にて、企業賞である「sangetsu賞」を決定した。
「HERALBONY Art Prize」は、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくる(株)ヘラルボニーが主催するアワードで、世界中の障害のある表現者を対象に、一人ひとりの作家としての才能を評価し、さらなる活躍の機会を生み出すことを目的とした国際アートアワードである。サンゲツは従来から商品開発においてヘラルボニーとのコラボレーションを行っており「彼らの異彩や存在そのものが称賛される、最高の舞台を創る。」という同アワードの趣旨に賛同し、今回よりゴールドスポンサーとなった。サンゲツでは、今回の企業賞選定にあたって、スペースデザインや商品開発、営業、コーポレートなどさまざまな部門のメンバーでチームを構成し、プロジェクトを進めてきた。
今回「sangetsu賞」に選定した作品は「お城」(大家美咲さん/やまなみ工房)。女児向けアニメに登場したお城をイメージして描いたもので、アニメに登場する主人公3人のキャラクターカラーであるピンク、黄色、水色の3色を主に使用し、三角形や四角形を規則的に重ね合わせ色を塗り積み上げている。カラフルで小気味よいリズムが、見る人に元気を与え、コトやツナガリを生み出すという点が、空間づくりに携わるサンゲツグループのPurpose「すべての人と共に、やすらぎと希望にみちた空間を創造する。」やブランドステートメント“Joy of Design”に相通ずるとして「sangetsu賞」に選定した。
なおグランプリほか各受賞作品、さらに最終審査に残った作品を含む全62作品を発表・展示する展覧会「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」が8月10日(土)~9月22日(日)の期間、三井住友銀行東館1階アース・ガーデンにて開催される。入場は無料。
HERALBONY Art Prize特設ウェブサイト
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大日本印刷(株)(DNP)は、9月5日(木)・6日(金)に、世界のインテリアスタイルのトレンドや、家具・キッチン等を彩る「色(Color) ・素材(Material)・仕上げ(Finish)」(CMF)の最新動向などを紹介するオンラインセミナー「Global Interior Trend 2024」を開催する。
DNPは20年以上にわたり、世界最大級のインテリア・デザインイベント「ミラノデザインウィーク」を取材・調査している。今回のセミナーでは、100社を超えるインテリアブランド各社への取材・調査を通して、DNP独自の視点で分析したライフスタイルやコーディネートのトレンドや、客観的な数値に基づくCMFの動向などを現地撮影した動画を交えて紹介する。また、イギリスや北欧で開催された各種展示会の様子も速報で紹介する予定である。
配信日時は9月5日(木)16:00〜17:30、および9月6日(金)10:00〜11:30。配信形式はMicrosoft Teams ライブイベント。参加費用は4000円(税込)
■3つのメガトレンド
Respectful:伝統や過去の名作をオマージュし(敬意を表し)、モダンなアレンジを加えて解釈する“Respectful”な試みが欧州で強く見られる。イタリアで培われた本質的なデザインの良さなどを見直すようなコンセプトが多く、このようなレトロ回帰のトレンドは、日本でも見られる。
Well-being & Sustainability:人だけでなく、地球に生きるすべての生き物にとって優しく・持続可能な暮らしをすること、そしてそれによってWell-being(心身の健康・安心・満足等)を高める提案。世界的な感染症の拡大・パンデミックを経た今、3つのメガトレンドの中で最も多くのブランドで見られるトレンドになっている。
Boundless:あらゆる境界(Bound)を越えてイノベーションを起こすようなトレンド。数年前から「ファッションとインテリアの融合」や「インテリアとエクステリアの融合」が見られ、そのトレンドが継続している。2024年は特に、AIやITといった「テクノロジーとインテリアの融合」に着目。
申込みサイト
https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/seminar/20175229_4965.html
(株)サンゲツは、認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンとの協働により、神奈川県の児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」の修繕支援を行い、さる6月30日(日)に開催された同施設の竣工式に参加した。
サンゲツグループでは、企業理念に基づき、子どもたちや住まいに関する社会課題解決に取り組む団体への継続支援を行っている。今回、継続支援団体のうちの1つである認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンとの協働により、児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」のリフォームに携わり、修繕に必要な内装材(壁紙、床材)やプライベートを保つためのカーテンの提供のほか、社員のボランティア活動による施工を行った。
6月30日に行われた竣工式では、ボランティアたちと協力し部屋にカーテンを取り付けたほか、施設全体や子どもたちの生活環境を視察、児童養護施設の現状や課題について理解を深めた。子どもたちからは、お礼のカードと「生活スペースがきれいになって嬉しい、これからも大切に使います」と感謝された。
児童養護施設の現状とサンゲツグループのリフォーム支援
リフォーム支援は260件に到達
児童養護施設は、さまざまな事情により家庭で養育できない児童に対し、安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、家庭環境の調整等を行いつつ養育を行い、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援する機能をもつ。全国に610カ所の施設があるが(出典:こども家庭庁「施設入所児童の推移」、2023年5月)、施設運営の予算の関係で、快適な生活空間を整えることが難しい場合がある。
こうした状況を背景として、サンゲツグループでは、子どもたちが快適な空間で生活できるよう、事業をいかした社会貢献活動として、児童養護施設などのリフォーム支援を2014年より継続的に実施している。今回の「エリザベス・サンダース・ホーム」での支援により、サンゲツグループの児童養護施設などのリフォーム実績は累計で260件となった。
認定NPO法人 ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
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