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コマツ 同志社大学と共同開発した壁紙AI識別アプリ「かべぴた」発表 2023.12.16

東大阪市の内装工事業・コマツ(株)(小松智社長)は、同志社大学(理工学部インテリジェント情報工学科知的機構研究室・奥田正浩教授)と共同開発した壁紙AI識別アプリ「かべぴた」を発表した。12月15日(金)にはザ・ガーデンオリエンタル大阪にてコマツ(株)、同志社大学共同で「かべぴた」発表会を行った。

壁紙AI識別アプリ「かべぴた」は、スマートフォンで壁紙を撮影すると瞬時に該当する品番、メーカー、掲載カタログが識別されるという画期的アプリ。対象物の形や色だけでなくテクスチャーの質感や凹凸を解析する「自動テクスチャ識別プログラム」を用いて90%以上の精度で判別、数値データが近いものから5つの候補が表示される。

これまで現場などから「同じ品番の壁紙が欲しい」という要望があると、内装業者やメーカー営業担当などが見本帳で手作業にて探すなど大変な労力を要してきたが、「かべぴた」を活用すればそうした手間がかからなくなる。

現在「かべぴた」はサンゲツ、リリカラ、東リ、トキワ、ルノン、シンコールインテリアの量産壁紙見本帳に対応、今後1000クラスへも拡大していく。アプリの正式リリースは来年1月末を予定。会員登録をすると無料で利用が可能となる。

なお同社では、12月19日(火)・20日(水)にグランフロント大阪ナレッジキャピタル北館地下2階コングレコンベンションセンターにて開催される「イノベーションストリーム KANSAI 7.0」の同志社大学ブースに出展、「かべぴた」のデモ機を展示する。体験も可能。来場には事前予約が必要。

「かべぴた」についてはインテリアビジネスニュース(本紙)でも詳しく紹介する。

 

コマツのホームページ
https://komatsu-coltd.co.jp

トミタ ベルギーの壁紙ブランド「ARTE」新作コレクション発売 2023.12.14

(株)トミタは、ベルギーの壁紙ブランド「ARTE(アルテ)」が発表したベストセラーコレクション「NON-WOVEN Neutrals(ノンウォーブン ニュートラルズ)」を新発売する。

「ARTE」は、ベルギー東部の都市Zonhoven(ゾンホーフェン)にて1981年に創業した高級壁紙ブランド。エッジィで高級感のあるコレクションを多数発表しており、その美しいデザインから住宅用はもとより数多くのホテルや有名ファッションブランド、ジュエリーのブティックなどで採用されるなど、今やヨーロッパを代表する有力ブランドのひとつとなっている。

今回発表されたコレクション「NON-WOVEN Neutralsは、これまでのベストセラー商品からニュートラルなカラーの不織布壁紙を厳選し収録した見本帳となっている。寒色から暖色まで幅広い中間色を展開、あらゆるインテリアに溶け込むナチュラルな色合いと塗装のような美しい質感が特別な空間を演出する。収録点数は42点。

 

トミタのホームページ

https://www.tominet.co.jp

ヤヨイ化学 ジョイントコークMに新色を追加発売 2023.12.13

ヤヨイ化学販売(株)では、壁装用コーキング剤「ジョイントコークM」に新色14色を追加発売し、既存の6色と合わせてカラーラインナップを全20色に充実させた。

「ジョイントコークM」は、施工後の被膜にベトつきがなく、また光沢もないために塗布箇所が目立ちにくいと人気のコーキング剤で、「カラーバリエーションを増やして欲しい!」との声が大きかった商品。

今回は、要望の多い色を中心にラインナップを増やしており、最近人気のグレー系壁紙に合う新色「フィットグレー」がジョイントコークM限定色として新発売されているのも注目のポイントである。

「ジョイントコークM」の情報は、同社のホームページで確認ができる。

 

ヤヨイ化学のホームページ

https://www.yayoikagaku.co.jp

KLASS 自動壁紙糊付機「Hiβ-Premio」新発売 2023.12.06

KLASS(株)は、社名変更後初の新製品として、新型自動壁紙糊付機「Hiβ-Premio(ハイベータ プレミオ)」を、12月4日(月)に新発売した。

同機は2000年に登場以降、好評となっている「プライムシリーズ」と、「もっと快適に」をコンセプトとした「Hiβ-NEO(ハイベータ ネオ)」を融合したハイグレードなスタンダードモデルとして誕生した新型自動壁紙糊付機。

その特徴は、「Hiβ-NEO」で好評の糊切(内)と糊切(内)ステーがない「スッキリ機構」を採用している点。そのためナラシローラー部の洗浄性が向上するとともに、カットテープのセットが容易となっている。また新機能として、テープ用サイド盤に伸縮タイプを採用、上下方向に伸ばすことができるため、巻が大きなテープのはみだしを低減し、巻きくずれを起きにくくする。この他に、新型のNEWスリッターSC Ⅳ型を採用し、定評のあるクロス切れ検知機能、プログラムモードも標準搭載、さらに総質量はPrime FAやPrime µⅢと同等の36.4キロと軽量となっている。価格は39万9000円(税別)。

なお「Prime FA」は在庫がなくなり次第廃番となる。

 

KLASSのホームページ
https://www.klass-corp.co.jp

矢野経 2022年ホームファッション小売市場規模3兆5926億円と推計 2023.12.04

(株)矢野経済研究所は、2022年の国内ホームファッション小売市場規模(小売ベース)を、前年比102.0%の3兆5926億円との推計数値を発表した。2021年(前年比103.3%)に続き2年連続でプラス推移となり、金額ベースでは2021年(3兆5220億円)比で706億円増加した。

同調査におけるホームファッション小売市場とは、「ベッドリネン・寝具」「タオル製品」「ナイトウェア・ホームウェア」「ホームファニチュア」「インテリアファブリックス」「ホームライティング」「キッチン・テーブルウェア」の7分野が対象。このうち「ベッドリネン・寝具」以外は前年を上回った。

その一方、ホームファッション小売市場は輸入品の構成比率が高い分野が多いため、2021年、2022年においては、数量は減少ながらも円安の影響で金額ベースでは拡大推移となった事例が相当数にのぼっている。輸入単価の上昇が価格改定(値上げ)につながっており、今後はそれを要因とした買い控えによる市場の冷え込みが懸念される

なお2023年の国内ホームファッション小売市場規模については、前年比98.7%の3兆5460億円と予測する。巣ごもり需要が収束することでマイナスになると見込んでいる。

 

矢野経済研究所のホームページ

https://www.yano.co.jp

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