ライフスタイル提案型のインテリア・デザイン見本市「インテリア ライフスタイル 2024」(主催:メッセフランクフルト ジャパン(株))が、6月12日(水)〜14日(金)の3日間、東京ビッグサイト西1・2ホール+アトリウムにて開催中である。
「インテリア ライフスタイル」は、これからのライフスタイルマーケットを提案する、デザイン・トレンド性の高い、高品質な衣食住に関わるアイテムが一堂に会する国内随一のインテリア・デザイン見本市。あらゆるデザインアイテムが集まる中で、会場ではテーマやカテゴリにあわせて出展エリアを区分、目的の商材にたどり着きやすくなっている。
代表的なテーマ・カテゴリとしては、日本の伝統技術を生かしたモダンデザインプロダクトを提案する「JAPANT STYLE」、家具・ホームテキスタイルを中心とした「HOME」、トレンド性の高いデザインアイテムを取り揃える「ACCENT」、おしゃれで機能的なキッチンアイテムゾーン「KITCHEN LIFE」、リノベーション関連商材が集まる「CREATIVE RESOURCE」、環境保全・オーガニック関連製品エリア「ETHICAL」などが展開されている。
また、その年の目玉としてアトリウム会場で行われる特別企画は「ニュー・ローカル」をテーマに行われている。「ニュー・ローカル」では、二拠点生活のブームなどによってローカルが再発見されている中、その土地に根ざした技術や文化、素材にもとづくモノづくりとデザイナーによる斬新な発想が融合した独創的なデザインアイテムが提案されている。
インテリアファブリック関連では、アスワンがリサラーソンやフィンレイソンといったブランドコレクションの新作を発表、スミノエはムーミンブース内に2月に新発売した「ムーミン EDITION.3」のカーテンを展開、ニーディックはトラディショナルとコンテンポラリーを融合した「トラディション」をテーマとした立体感のある新作ファブリックを披露している。この他、カラフルなインクジェット壁紙を展開する「LIMELIGHT」、TIME & STYLEは本格的な畳(藁床)を活用した家具などを展開している。
オフィシャルフェアガイド(PDF)
http://mfjp-files.com/documents/ilt2024/officialfairguide.pdf
「インテリア ライフスタイル」公式サイト
https://interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
ENEGGO(株)(本社:佐賀県佐賀市/下浩史社長)は、卵の殻を重量比で25%使用したエコ壁紙「caracara wall(カラカラウォール)」を、このほど新発売した。
ENEGGO、および同社のグループ会社は卵の殻を食品工場から回収しさまざまな製品にリサイクルする専門会社で、これまで肥料やライン材、ロジンバック、チョークなどを開発・販売してきた。また卵の殻に付着する薄膜を分離させる技術(特許技術)を有することから、薄膜のない殻のみを原料とするプロダクト製品の開発も推進、その1つとして新たに壁紙を開発した。
「caracara wall」は、塩ビ樹脂に重量比で25%分の卵殻を配合して製造したもので、石油由来の塩化ビニルの使用量を削減しつつ廃棄されるべき卵殻を活用することで地球環境保護につなげる。価格や物性、施工性などは一般的なビニル壁紙と変わらない。防カビ、抗菌、F☆☆☆☆、準不燃認定も取得している。アイテム数は3アイテム。今後同社では、内装問屋を通じて内装事業者、インテリア専門店などに販売していく。
ENEGGOのホームページ
(株)サンゲツは、こだわりのオーダーカーテンを選びやすいワンプライスで設定したワンプライスカーテン見本帳「2024-2027 シンプルオーダー vol.3」を、6月13日(木)に発刊する。
近年、住宅においてシンプル・ナチュラルといったインテリアテイストが好まれる中、窓まわりにおいてもロールスクリーンやバーチカルブラインドですっきり見せるスタイルの人気が高まっている。こうしたニーズを踏まえて同見本帳では、カーテン、シェード、CSロールスクリーンに加えて新たにバーチカルブラインドを収録、1冊で住宅をまるごとコーディネートできるラインアップへバージョンアップした。バーチカルブラインドはCSロールスクリーンと同じ色・柄の生地のため統一感のあるコーディネートが可能となる。
またカーテンについては、シンプルながらもデザインや質感にこだわった生地を多数収録、天然素材を思わせるようなテクスチャの無地調ドレープやナチュラルなレース、タッセルを新たに収録し、ナチュラル・シンプル傾向の高い市場ニーズに応える。さらにリビング、寝室、プライベートスペースまでさまざまなシーンで合わせやすいデザインやトレンドを反映したデザイン生地も幅広く取り揃えている。収録点数は73柄200点。CSロールスクリーンおよびバーチカルブラインドは3柄39点。
なお同見本帳は、生地による価格の変動がなく、スタイルとサイズを決めるだけで簡単に見積りを作成することができるのが特徴である。ドレープカーテン、レースカーテン、プレーンシェード、CSロールスクリーン、バーチカルブラインドといったスタイルと、好みの生地を選ぶだけで手軽に窓まわりのコーディネートを楽しむことができる。
分かりやすいワンプライス設定
サンゲツのホームページ
アジア最大のフロアカバリング国際見本市「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」、およびブラインド・シャッター見本市「R+Tアジア」が、5月28日〜30日の3日間、中国・上海の国際会展中心にて建築総合展「BUILD ASIA Mega Show」の一環として開催中である。
「BUILD ASIA Mega Show」は、アジアにおける建築・装飾関連展示会を複合的に行う合同展示会で、「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」、「R+Tアジア」の他、素材に特化した「cadex」、インテリア装飾関連展示会「INTERIOR SPACE」など計7見本市が同時開催されている。
その中でもメイン見本市となるのが「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」で、会場には40カ国から1600社以上のフロアカバリング関連企業が出展、カーペット、ビニル床材、木質系フロアなどのあらゆるフロアカバリングが提案されている。その中でも昨年以上に環境配慮型製品が増えている。日本関連企業としては田島ルーフィング、大日本印刷(DNP)、ユニチカ、アイカ工業が出展している。
なお開催に先立ち、「BUILD ASIA Mega Show」として合同開会式を開催、「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」、「R+Tアジア」両展示会責任者の挨拶のあとテープカットが派手に行われた。
「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」についての詳細は、インテリアビジネスニュース6月10日号にて掲載予定である。
「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」公式サイト
日本DX大賞実行委員会は、来る6月21日(金)、渋谷ストリームホール5Fにて、「日本DX大賞2024」の一環としてポスターセッションを開催、インテリア・内装関連企業ではコマツ(株)が参加し、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」(本紙2024年1月10日号掲載)を紹介する。
「日本DX大賞」は、日本のDX推進を加速するために、事例を発掘し共有するためのコンテストで、自治体や民間企業などが取り組んだDX推進プロジェクトを表彰する。その一環であるポスターセッションは、DX推進やノーコード技術の活用についての取り組みを「1枚のポスター」にまとめてプレゼンテーションするもの。優秀者は日本ノーコード大賞・日本DX大賞表彰式にて表彰される。
今年のポスターセッションでは14社・者を選出、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」を開発した、大阪の内装事業者・コマツ(株)、および同志社大学も選ばれた。コマツは第2グループ(14:15-15:00)において「壁紙のAI識別アプリ「かべぴた」 ~人力で数時間かかった品番識別が数秒で完結!」をテーマに小松社長自ら発表する。ポスターセッションへの視聴者としての参加にはオンラインにて事前登録が必要となる。
「日本DX大賞」公式サイト
コマツのホームページ
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