(株)サンゲツは、ホテルやオフィス、医療・福祉、商業施設などのコントラクト(非住宅施設)で幅広く使用できるプロユーザー向けの不燃認定壁紙見本帳「2022-2025 FAITH」を、11月17日(木)に発刊する。
巻頭企画「Naturescape(ネイチャースケープ)」では、自然の風景からインスピレーションを受けて生まれたカラーコレクションを掲載。「空気の色彩」「森の小道」「海岸線」の3つのテーマ別に、ベースからアクセントまで使用できる繊細なカラー展開で、プロユーザーの色へのこだわりに応える。また、2022年度グッドデザイン賞を受賞した低環境負荷壁紙「MEGUReWALL(メグリウォール)」の新柄を収録、設計段階からのCO2削減を重視した商品選定が加速する建築業界のニーズに対応する。総アイテム数は327柄918点。
さらにプロユーザーのサポートツールとして、取り外し可能なカラーパレットや巾木見本、簡単にサンプル請求ができるQRコードを新たに掲載したほか、設計士・デザイナー向けに、「2022-2025 FAITH」収録の不燃認定壁紙をコンパクトにまとめた見本帳「2022-2025 FAITH コンパクト」を新たに発刊した。
サンゲツのホームページ
(一社)日本インテリア協会主催のインテリアの祭典「第41回 JAPANTEX 2022」(会期:10月26日(水)~28日(金)/会場:東京ビッグサイト東3ホール)が本日開幕した。リアルでの開催は3年ぶりとなる。
開催テーマは、「暮らしが変わる、インテリアの力」。コロナ禍を経て大きく変化したライフスタイルにおいて、改めてインテリアが持つ力を出展各社が多彩に訴求する。
主催者企画としては、国内外のファブリックスメーカーが一堂に会するカーテン展示エリア、および人気企画「ウィンドーズパラダイス」で構成される「インテリア・トレンド・スクエア」、最新のデジタルプリント技術の情報が集結するデジタルプリントエリア、恒例の、「第18回インテリアデザインコンペ」作品展、施工系イベントとして全国技能競技大会(ジェイシフ主催)などが行われる。また人気のセミナー企画も旬なテーマを取り上げ、計12本が3日間にわたって実施される。
なお開催に先立ち、高円宮妃殿下のご臨席のもと開会式が行われた。
「第41回 JAPANTEX 2022」公式サイト
(一社)日本インテリア協会は、このほど「JAPANTEX 2022」の企画「インテリアデザインコンペ2022」の受賞作品を発表した。
今年の「インテリアデザインコンペ」は、「〇〇が変わる、インテリアの力」をテーマに作品を募集、審査対象作品168点(参加エントリー 280点)が集まった。その中で、最優秀賞は「会社が変わる、インテリアの力」(高橋慶多さん、吉田拓也さん/合同会社4-bit)が獲得した。同作品は「JAPANTEX 2022」会場内に展示される。なお審査は、町田ひろ子氏(町田ひろ子アカデミー校長)、江口惠津子氏(日本フリーランスインテリアコーディネーター協会会長)、越川洋平氏(インテリアスタイリングプロ代表)が行った。表彰式は「JAPANTEX2022」初日の10月26日(水)に東京ビッグサイト東3ホールセミナー会場(JT-X16)にて16:30より行う予定。
【最優秀賞】
「会社が変わる、インテリアの力」
高橋 慶多、吉田 拓也(合同会社 4-bit)
【優秀賞】
「マンションコミュニティが変わる、インテリアの力」
濱野 珠奈(新潟工科専門学校)
「移動が変わる、インテリアの力」
清水栞、鶴田 恵子、中嶌 有那、山本 蛍(椙山女学園大学 b-2)
「JAPANTEX2022」公式サイト
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(株)サンゲツは、“HELLO! My LIFE. 心がはずむ「好き」に出会える見本帳”をコンセプトに、トレンドをおさえたカラー展開で、柄やエンボスにもこだわったクッションフロアの見本帳「2022-2024 Hフロア」を、10月25日(火)に発刊する。
新見本帳では、「WOOD」「STONE」「PLAIN&PATTERN」といったインテリアスタイルごとに商品だけでなく家具や小物を紹介するほか、イラストを使用し、インテリア雑誌のように商品を楽しく選ぶことができる構成に刷新。エンドユーザーの「自分好みの空間づくり」をサポートするような見本帳となった。
商品ラインアップでは、2.3mm厚クッションフロアのラインアップを拡充した。これまで2.3mm厚は店舗での使用が中心だったが、歩行感の良さから近年は住宅での使用が増えている。その背景を踏まえ、カテゴリ名を「店舗用クッションフロア」から「CMフロア」へ改め、住宅でも使用しやすいデザインを拡充した。またデザイン面では、「染める」「削る」「重ねる」といった手作業ならではのぬくもりを丁寧に再現した巻頭企画「マテリアルラボ」を展開、さらにウィリアム・モリスのデザインアーカイブをもとに開発した「MORRIS & Co.」(4柄7点)も新たに収録、知的障害のある日本全国の作家の作品をプロダクト化するアートライフスタイル「ヘラルボニー」とのコラボレーション商品も掲載する。
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(株)ニチベイと文化学園大学造形学部の産学連携による「デコブラインドコンペティション2022」は、さる9月30日、同大学にて最終プレゼンテーションおよび審査会が開催され、最優秀賞に北島風花さんの作品「natural flow」を、また優秀賞には野坂睦斗さんの「流れ」と、大浦由万さんの「和―リラックスできる空間―」を選出。さらに特別賞のインテリアビジネスニュース賞には、岡村歩さんの「ASOBIGOKORO」を選出した。
この「デコブラインドコンペティション」は、2014年の第1回開催から9年目。1年生から3年生まで17名の学生さんたちがニチベイの横型ブラインドをカッティングシートやマスキングテープなどの材料を使って自由に装飾し、自宅等の窓に設置。装飾性だけでなく、ブラインドとしての機能性、部屋全体とのコーディネートなどを多角的に検証し、結果をパワーポイントにまとめて、皆の前でプレゼンテーションする方法で競われた。
なお「デコブラインドコンペティション2022」の詳細は、本紙インテリアビジネスニュース10月10日号を参照されたい。
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