「サンゲツ壁紙デザインアワード」は、壁紙の新しい可能性を探るべくこれまでにない自由な発想の壁紙デザインを広く募集するデザインコンペとして2017年に初開催されたアワード。今年は『Joy of Design』をテーマに、「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「壁紙がそこに集う人と紡ぐストーリー」を考えた壁紙デザインを募集、7月1日(木)~9月30日(木)の応募期間で446点(WEBエントリー694件)の作品が集まった。
一次審査会では、5名の審査員(谷山直義氏((株)NAO Taniyama & Associates代表取締役社長)、植原亮輔氏((株)キギ代表)、安東陽子氏((株)安東陽子デザイン代表)、岡安泉氏((株)岡安泉照明設計事務所代表・照明デザイナー/新審査員)、安田正介社長((株)サンゲツ代表取締役 社長執行役員/審査委員長))が、446点の作品を3回に分けて全作品を展示して審査し68点まで絞り込み、ファイナリスト選考審査を経て12作品を決定した。
なお最終審査については、12月中旬~下旬にサンゲツ品川ショールームで開催を予定、同日に開催するセレモニー内で受賞者(大賞1点、優秀賞1点、審査員賞4点)を発表、表彰する。
「サンゲツ壁紙デザインアワード」公式サイト
サンゲツのホームページ
(公社)インテリア産業協会は、来る11月9日(火)~22日(月)の期間、二子玉川蔦屋家電2F展示室(E-room1、E-room2、ギャラリー)にて、「新しい生活様式とインテリア」をテーマに展示会を開催する。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、「新しい生活様式」の実践が求められている。同展示会は、「新しい生活様式とインテリア」をテーマに、インテリア業界各社が取り組んでいる新しい生活様式に関する提案を紹介するもの。抗ウイルスに関する商品なども展示し、土日にはインテリアコーディネーターが会場に常駐し、インテリア相談会(時間枠は後日公開予定)も行う。
また併せて同協会主催の令和3年度住まいのインテリアコーディネーションコンテスト高校生部門の入賞作品も展示する。入場無料
インテリア産業協会のホームページ
リンテックサインシステム(株)は、「日本の伝統デザインとデジタルプリント展」(協力:エプソン販売(株)、(合)森林堂)を、10月20日(水)~28日(木)の期間(土日休み)、アートギャラリー「ii-Crossing」(東京・飯田橋)にて開催中である。
同イベントは、日本の伝統的デザインを、最新のデジタルプリント技術によって和紙や襖紙、化粧フィルムなどに出力・展示するもので、インテリアデザインの新たな可能性を探ることを目的にしている。
今回、メインのデジタルプリント機器として使用されたのは、エプソンの最新水性インクジェットプリンター「SC-20050X」。和紙や襖紙などに、「友禅 雅」(森林堂)、「文様」(東洋美術印刷)、「葛飾北斎」(リンテックサインシステム)といった伝統的な和のデザインをプリントし展示している。
また風神雷神のデザインの一部を使ったパターンデザインも紹介、デジタルプリント技術ならではの非常にインパクトのある展示となっている。
リンテックサインシステムのホームページ
インテリアファブリックス業界の祭典「JAPANTEX 2021」のオンライン版「JAPANTEX 2021 ONLINE」(主催:(一社)日本インテリア協会)が、10月20日(水)に開幕した。
2年ぶりの開催となる今年の「JAPANTEX」はコロナ禍のため、オンライン展示会として10月20日(水)~12月31日(金)の期間で開催、川島織物セルコン、サンゲツ、スミノエ、東リ、トーソー、タチカワ、極東産機、三協アルミなどの企業をはじめ、窓装飾プランナー、インテリアデザインコンペ、広報委員会、プラスチック床材部会といったNIF関連ブースなど26ブース社がAホール、Bホールに出展し、新商品・サービスを動画や特設サイトなどで紹介している。
また10月20日(水)~22日(金)、および11月24日(水)~26日(金)の計6日間は、ビジネスデーとして出展者とリモート商談ができる。
主催者企画としては、窓装飾プランナーとICのダブル資格者がインテリアデザインを提案する「ウィンドーズパラダイス」を過去の作品も含めて展示する。人気のセミナーでは10月20日(水)12時より(一社)日本インテリアコーディネーター協会設立10周年記念企画「未来へ 一人一人が輝く」、21日(木)13時30分よりインテリアスタイリングプロセミナー「必見!ウィンドウスタイリングの極意」、22日(金)13時30分よりRoomClipセミナー「コロナで変わった暮らしと住まい」の計3本が新規で行われる他、過去のセミナーを紹介するアーカイブ配信も行っている。
なお来場には「参加登録」が必要なる。参加費は無料。
「参加登録」
https://meetxmeet.com/japantex2021online
「JAPANTEX2021」公式サイト
市内イベントの様子
エルクリエーション(株)(高田真由美代表)は、今年9月にイタリア・ミラノで開催された「ミラノデザインウィーク2021」を報告するオンラインセミナー(Zoom)を、10月28日(木)・29日(金)17:30~18:30に開催、現在受講者を募集している。
今回のセミナーは、2019年4月以降、数度の延期を経てようやく開催されたミラノフィエラ会場でのスーパーサローネ、そして同時期に開催された市内のイベントの様子を報告するもの。従来のミラノサローネとは異なる方法による展示は、サスティナブルやデジタルというキーワードが進化した形で提示され、未来の展示会を予測させる内容となった。また市内ではアパートメント形式のショールームで空間提案が行われるなど、完全アポイント性による密にならない場所で商材案内する傾向が見られた。この他、少しでも外へ出たいという欲求からアウトドア商材への注目やホームオフィスの提案が数多くみられた。
このような「ミラノデザインウィーク2021」の最新動向が、高田氏の分析も交えて紹介される。定員は各回100名。受講料は4000円。申込締切は10月26日(火)。
「ミラノデザインウィーク2021レポート」
日時:10月28日(木)・29日(金)17:30~18:30
会場:オンライン(Zoom)
費用:4000円(税込)
定員:各回100名
申込締切: 10月26日(火)
「ミラノデザインウィーク2021レポート」詳細・申込先
https://ailescreation.co.jp/seminar/受付中/2020-05-13-08-24-29