(株)ニチベイは、「2017年度デコブラインドコンペティション」を、東京家政学院大学、文化学園大学で実施した。この「デコブラインドコンペティション」は、学生さんたちがDIYでデコしたヨコ型ブラインドを自宅の窓に取り付け撮影、パワーポイントにまとめ、審査員の前でプレゼンテーションするもの。デコの出来栄えに加えて、ブラインドの機能をうまく活かしているかも審査の大きなポイントとなっている。
今回で3回目の参加となった東京家政学院大学では20名の学生さんがエントリー。レベルが高い作品が多かったが、最優秀賞の安田奈央さんの作品「休日の終わり」は、ヨコ型ブラインドの特長をうまく利用して、カラーアラカルトの夕焼けとシルエットモチーフをバランスよく構成。夕暮れのファンタジックな世界を見事に表現し、壁に風船を飛ばすことで、物語を窓から部屋の中へ広げたアイデアも評価された。
優秀賞の寺田早紀さん「海辺の部屋」は、カラーアラカルトやシルエットのモチーフで、強い陽射しを浴びた海辺の様子や奥行感を表現。海の反射をラインストーンで表現するなど、デコ素材の工夫もみられる。同じく優秀賞の松島由佳さん「ひなたぼっこ」は仲のいい家族の情景を感じさせる作品。猫のしっぽで “LOVE”を表現するなど心温まる作品である。
インテリアビジネスニュース賞の清野玲南さん「森を抜けて」 は、スラットを半開することで、森の景色+デコブラインド+インテリア空間を一体化させ、窓外に広がるお気に入りの森と室内をつなぐ意欲作。
文化学園大学は今回、ニチベイとの産学連携企画として、造形学部の学生5名が、学内コンペで決定したテーマ「縁」をもとに、学生会館で実際に営業しているカフェ(BUNCafé)の窓を借りて、共同デコレーションに取り組んだ。
ポイントは、空間の落ち着いた雰囲気にマッチするよう、テーブルの色に合わせて、スラット色をベージュに、デコレーションは黒を基調とした。円はそれぞれの宇宙を意味し、そこに様々な国や日本、文化学園をデザインし、ラインでつないで「縁」を表現している。デザイン&制作に当たったのは、 文化学園大学・造形学部の河野舞さん(建築インテリア学科4年)、CHAO CHIENMANさん(同上3年)、津田葵さん(同上2年)、中島有菜さん(デザイン造形学科1年)、LI JUNXさん(同上1年)。
ニチベイのホームページ
http://www.nichi-bei.co.jp/
トーソー(株)は、窓装飾プランナーのスキルアップ支援を目的としたワークショップ&セミナー「ウインドウスタイリング・スキルアップ講座2017」(後援:(一社)日本インテリアファブリックス協会)を、東京、大阪、札幌の全国3都市で開催する。
内容はワークショップおよびセミナーの3部構成で、第1部では「ファブリックスの基礎知識を学ぶ」と題し、繊維や糸、組織、ファブリックスの特徴な専門知識を学び、ファブリックスバイブルを作成するワークショップを行う。第2部ではインテリアの歴史と様式を、第3部でファブリックスを使ったウインドウスタイリングのポイントをレクチャーするなど、窓装飾プランナーをはじめとする窓装飾関連従事者たちが、より深い知識やテクニックを習得できる、他にはない実践的な講座となっている。講師を務めるのは、インテリアスタイリングプロのメンバーたち。終了後は交流会も行われる。
定員は各30名。受講料は4000円(オリジナルテキスト「ファブリックスバイブル」含む)。
■「ウインドウスタイリング・スキルアップ講座」概要
日程・会場: 東京 11月8日(水) 会場:トーソー株式会社 本社2階会議室
開催時間: 13:00~17:00(各会場共通/休憩時間含む)
交流会 17:00~18:00(自由参加/参加費無料)
定員:各会場30名
受講料:4000円*オリジナルテキスト「ファブリックスバイブル」含む
講師:
第1、2部:佐藤里夏氏(有限会社テキスタイルシン)
第3部:東京=越川洋平氏(オーブインターナショナル)
トーソーのホームページ
https://www.toso.co.jp/
(株)トミタは、10月23日(月)~29日(日)の期間、東京・京橋の同社ショールーム「tomita TOKYO」にて、「秋の新作壁紙・インテリアファブリックス展示会」を開催する。
今秋の新作として発表するのは、壁紙では「ANTHOLOGY」(アンソロジー)、「BORASTAPETER」(ボラスタペーター)、ENGBLAD&CO」(エンブラッド&シーオー)、「Jane Churchill」(ジェーン チャーチル)、「OMEXCO」(オメクスコ)、「LIZZO」(リッツォ)、「rasch」(ラッシュ)など7ブランド約140デザイン600点。ファブリックスでは「ANTHOLOGY」(アンソロジー)、「boussac」(ブザック)、「COLEFAX AND FOWLER(コールファックス アンド ファウラー)、「COLONY」(コロニー)、「CREATIONS METAPHORES」(メタフォール)、「Jane Churchill」(ジェーン チャーチル)、「LELIEVRE」(ルリエーブル)、「PERENNIALS」(ペレニアルズ)、「PIERRE FREY」(ピエール フレィ)など9ブランド約140デザイン900点。
壁紙、ファブリックス合わせて約1500アイテムの新作が集まる、見ごたえある展示会となる。
トミタのホームページ
http://www.tominet.co.jp
ルノン(株)は、高い施工性と美しい仕上がりを重視し、厚みのあるボリュームタイプを中心に構成したリフォーム向け壁紙見本帳「ルノン リフォームプロ2017-2020」を、このほど新発売した。
「リフォームプロ」の第1の特徴は高い機能性。収録商品全点が機能性壁紙で、人気の「抗菌・汚れ防止壁紙」をはじめ、高い実績を誇る「空気を洗う壁紙」(織物調・石目調・天井・パターン・和調)、そして年間を通じてさまざまなアレルゲンを抑制する「アレルブロック」といった3つのカテゴリで構成されている。
その中でも注目なのが、「抗菌・汚れ防止壁紙」にラインナップされた「エバール ハード」(4点)。下地の目立ちにくい高発泡ベースでありながら表面強化性能を備えている。また「空気を洗う壁紙」には通気性や撥水性の機能が付いたハイスペック商品を拡充、さらに天井カテゴリにて一般的なビニール壁紙よりも約15~20%重量が軽く施工負担を軽減できる「軽量仕様」(2点)を収録した。ちなみに天井と壁共通で使える商品には「天壁OK」と表記されている。
この他、カラーやデザインについても、個室や水回りなどの限られたスペースに使用しても明るく解放感のあるアクセントカラーやパターンデザインを充実した。
総アイテム数は110点。一部、今年11月発売予定の「ルノンホーム2017-2020」に掲載される新柄を先行収録している。また全点「ルノンホーム2017-2020」に重複掲載される。
ルノンのホームページ
https://ssl.runon.co.jp/
田島ルーフィング(株)は、各種長尺ビニル床シート商品に関して、新商品を加えたほか、既存商品のデザイン刷新や機能向上など大幅にリニューアルし、9月21日(木)に新発売する。
今回追加された新商品は「メディウェル」と「消臭ウェルクリーン」。「メディウェル」は医療・福祉・介護施設向けに、優れた意匠性に加えて低発泡シートの特徴である衝撃吸収性を備えた製品で、57色をラインナップする。価格は4000円/平米。一方の「消臭ウェルクリーン」は化学吸着による消臭機能を備えており、医療・福祉・介護施設、文教施設などにニオイの困りごと対策に最適な床材となっている。カラーは14色。価格は3800円/平米。
また汎用ビニル床シート「パーマリューム」シリーズには、新たに「パーマリューム ピエトラ」をラインナップした。同商品は大きな雲様の抽象柄でデザイン性に優れており、6色を展開する。さらに既存柄の「パーマリューム モンテ」「パーマリューム フィラーレ」についてはより緻密なデザインを施し高級感を演出、「パーマリューム ストリート」はノーワックスメンテナンス化と抗菌化を図り、機能性を高めた。
この他、連続発泡層により高い衝撃吸収性を持つ「ACフロア」はシリーズ構成を刷新、これまでの「ACフロアEM」と「ACフロア」を「ACフロアシリーズ」として統一、高い意匠性が特徴の「マジェスタ」はほぼすべての柄を刷新し67色という多彩なカラーバリエーション展開とした。さらに高い耐動荷重性をもつ複層ビニル床シート「タフゾーン」では、コート層を刷新し抗菌化を実現した。
田島ルーフィングのホームページ
https://www.tajima.jp/