立川ブラインド工業(株)は、「カーテンレール」をリニューアル、利便性に優れた電動カーテンレールを強化し、6月2日(月)に新発売する。
近年、住宅ではスマートホーム化の進展により、窓まわり製品においても電動化の需要が拡大している。こうしたニーズを背景に、同社では、窓まわりの電動製品シリーズ「ホームタコス」のラインアップ拡充・仕様強化を継続している。
今回のリニューアルでは、電動カーテンレール「ホームタコス トリーチェ」をアップデート、従来のコンセント仕様に加えて、新たにバッテリー仕様を追加した。これによりコンセントの増設が難しい分譲マンションやカーテンの掛け替え時にも、電動カーテンレールが手軽に設置できるようになった。
また、スマートフォンからの操作が可能になり、シーンを設定することで家電などと連動して操作させたり、閉め忘れ時や防犯対策として外出先からの操作やタイマー機能、さらには開閉動作の通知機能を使った親世帯の見守りに活用できるなど利便性が向上した。
装飾カーテンレールでは、人気の「ビバーチェシリーズ」について、レール形状とレールカラーで分類した全5機種にリニューアルし、インテリアスタイルに合わせた選定がしやすくなった。またトレンドの「ペールグレージュ」、「ピュアグレー」、木目調の「グレージュ(木目調)」を追加、モノトーンカラー4色と木目調カラー8色の全12色展開となった。
この他、一般カーテンレール「ファンティア」もリニューアル、取付ビスまでセットになった「キャップストップセット」に最大6メートルまで対応可能なサイズを追加し、大開口窓にも対応できるようにした。さらにカラーラインナップも「ビバーチェシリーズ」と同様に新色を追加、「ビバーチェシリーズ」とのコーディネートも可能となった。
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国土交通省が発表した2024年度(2024年4月~2025年3月)の新設住宅着工戸数は、81万6018戸(前年同期比2.0%増)と3年ぶりの増加となった。
種別では持家が22万3079戸(同1.6%増)と3年ぶりの増加、貸家が35万6893戸(同4.8%増)と昨年の減少から再びの増加、分譲住宅が22万9440戸(同2.4%減)と2年連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが10万5227戸(同5.0%増)と昨年度の減少から再びの増加、一戸建住宅が12万2319戸(同8.5%減)と2年連続の減少となった。
地域別戸数
◾️首都圏 総戸数(前年度比 1.6%増)
持家(同 0.8%減),貸家(同 3.3%増),
分譲住宅(同 0.2%増)
うちマンション(同 11.2%増),うち一戸建住宅(同 9.9%減)
◾️中部圏 総戸数(前年度比 2.7%減)
持家(同 2.6%増),貸家(同 4.1%減),
分譲住宅(同 11.1%減)
うちマンション(同 17.7%減),うち一戸建住宅(同 6.3%減)
◾️近畿圏 総戸数(前年度比 8.6%増)
持家(同 2.8%増),貸家(同 14.4%増),
分譲住宅(同 5.6%増)
うちマンション(同 16.1%増),うち一戸建住宅(同 5.6%減)
◾️その他地域 総戸数(前年度比 0.9%増)
持家(同 2.0%増),貸家(同 4.3%増),
分譲住宅(同 8.4%減)
うちマンション(同 8.2%減),うち一戸建住宅(同 8.6%減)
トーソー(株)は、「新製品展示会2025 –こんなのあるの?知りたかった!が見つかる– トーソーLAB.」を、5月22日(木)の東京会場を皮切りに、全国19都市で開催する。
今年の新製品展示会は、「トーソーLAB.」と題し、各会場をトーソー製品の研究所と見立て、新製品を紹介する。製品完成までのプロセスや開発者のコメント等を案内するなど、より分かりやすく新製品を展示する。
またオンラインセミナー(WiCセミナー)を6月2日(月)~8月20日(水)の期間で配信する。
セミナーテーマは「窓でめぐる世界の建築」。講師に五十嵐太郎氏(東北大学大学院工学研究科教授、建築史家、建築評論家)を迎え、窓を視点に世界の建築や文化を貴重な写真で紹介、解説する。視聴方法は各会場にて案内されたアクセス用URLにて特設サイトより視聴する。
■新製品展示会2025「トーソーLAB.」スケジュール
盛岡 6月 6日(金) 会場:ビッグルーフ滝沢
仙台 6月17日(火) 会場:せんだいメディアテーク 1階
さいたま 6月27日(金) 会場:大宮ソニックシティ 地下1階
東京 5月22日(木)・23日(金) 会場:浅草橋ヒューリックホール 2階
新製品展示会特設サイト
https://www.toso.co.jp/wff2025/
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(株)サンゲツは、サステナブルや省エネ・防犯に効果のある機能性商品を拡充したガラスフィルム見本帳「2025-2028 クレアス vol.3」を、5月15日(木)に発刊する。
サステナブルな社会の実現に向けて、環境負荷低減に貢献する建築資材へのニーズが年々拡大している。また、建築物の開口部である「窓」は、省エネ・防犯対策といった視点でも関心が高まっている。こうした背景を踏まえ、「2025-2028 クレアス vol.3」では、ペットボトル由来の再生材料を使用した「PETフィルムシリーズ」(9柄14点)を拡充した。
また省エネニーズに対しては、紫外線の波長280~400nm(UV-A・UV-B)に効果を発揮する、高領域UVカット遮熱フィルム「シンラ HR 90」を開発、さらに防犯対策として高い衝撃耐久性でCPマークを取得した防犯フィルム「フォルティス 90」を新たに収録した。
この他、インクジェットデザインを豊富に収録した「Digital Print Library」を新設、56パターンの幅広いインクジェットデザインと、それらを用いた空間の施工事例を掲載した。
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世界最大規模のフロアカバリング見本市「DOMOTEX(ドモテックス)2026」は、コンセプトを拡大し「床材と内装仕上げの拠点」として、2026年1月19日(月)~22日(木)に、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場にて開催する。
次回より、従来からの床材の領域に加え、セラミックタイル、壁・天井材、塗料・コーティング剤、壁紙、屋外用床材、日除け・遮光製品といった製品群を追加し、出展対象範囲を拡大する。また製品分野の拡大だけでなく、出展者と来場者それぞれに合わせた新しいフォーマットを提供、持続可能な素材に焦点を当てた人気企画「グリーン・コレクション」に加え、新たに「Acoustics Special Show(音響特別展)」を導入、建築、設計、職人技に最適な最新の素材と実用的な応用例をフィーチャーし、室内音響の最適化に向けた革新的なソリューションを紹介する。
さらに特別展示として、ペイントや壁紙を対象とした「Wall & Color Park」、小売業者や専門店に新製品やトレンドを発信する「Retailers Park」、セラミックタイル専用エリア「Tiles Plaza」、建築家をターゲットとするメーカーを出展対象とする特別展示コーナー「• Architects Space」などニーズに合致したテーマを掲げて製品展示を行う。
なお次回開催より、「ドモテックス」は2年ごとの開催となる。
「DOMOTEX」公式サイト