(株)サンゲツは、EBテクノロジーによる高い機能性とデザイン性を兼ね備えた壁紙見本帳2019-2021「EB」を、2月7日(木)に発刊する。
「EB」は、一般的なビニル壁紙と比べて、原料、および生産過程でのCO2排出量を約40%削減、また重量を約35%カットし運搬時のコストも削減、さらにシックハウスの原因とされる厚生労働省室内濃度指針値策定13物質を使用しないなど、環境配慮を実現した壁紙シリーズである。
軽量化により運搬時や高所施工時の身体への負担も軽減、ストレッチ性も高く下地のゆがみによるヒビ割れもカバーする。
この他、今回の見本帳から施工例写真の掲載を増加、全点におすすめの用途や空間を記載した一言コメントを添えるなどコーディネートが楽しめる見本帳構成となった。アイテム数は65点。
サンゲツのホームページ
https://www.sangetsu.co.jp/
(公社)インテリア産業協会は、平成30年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」、および平成30年度「キッチン空間アイデアコンテスト」の2つのコンテストの受賞作品を決定、1月23日(水)に東京・新宿の京王プラザホテルにて表彰式を開催した。
「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」は、ライフスタイルへの洞察に溢れ、時代性を上手に取り込んだインテリアコーディネーションを表彰するもので、平成30年度では施工事例、スタイリング事例を対象とする「事例分野」、自由な発想の広がりを期待する「課題分野」の2分野で作品を募集、361作品の応募があった。
その中から、経済産業大臣賞には尾越竜子さんの「田浦の週末住宅」が選出された。またインテリア産業協会会長賞には河本ぼあらさんの「色と光が戯れる家」、経済産業省製造産業局長賞には原将貴さんの「#空と語るCHAIR」が選ばれた。
また「キッチン空間アイデアコンテスト」は、キッチンへの一般生活者の興味・関心が高まることや使いやすい快適なキッチン空間が普及することを目指して、A「団らん・優しいキッチン空間」、B「暮らしが変わるキッチンリフォーム空間」の2つのテーマ部門で作品を募集、253作品が集まった。
その中から、インテリア産業協会会長賞に大塚謙太郎さんの「保育所にも「暮らし」があるから」が選出された。
インテリア産業協会のホームページ
https://www.interior.or.jp/
ルノン(株)では各種施設から住宅まで、2020年代の多様化するインテリアシーンに向けて最適化したプレミアムな壁紙見本帳「ルノン フレッシュプレミアム2019-2021」を、2月21日(木)に発売する。
新たになった「ルノン フレッシュプレミアム」のメインとなるのが、「空気を洗う壁紙 クラフトライン」である。新ラインナップでは、美しい日本の姿、美しい日本の心をテーマに誰もが感じる四季の移ろいや心に残る風景をデザインで表現した。ビッグスケールのシリーズも新たにラインナップしている。
また大好評の「幼児の城」壁紙シリーズは、今回幼保園、老健施設、クリエイティブなオフィスなど、現在の施設インテリアに合うようにすべてのカラーを見直した。具体的には人気の高いビビットなトーンを軸にやさしいグレイッシュなトーンを採用、さらに人気のウォームグレイ、グレージュも追加するなど60配色に拡大した。
さらに「ディズニープレミアムコレクション」(特殊掛率品)においては、プリンセスシリーズ「白雪姫」と「アリエル」を増点、また90周年を迎えたミッキー、人気のプーさんシリーズの新作もラインアップ、「デザインコレクション」としては、世界トップブランド「A.S.クリエーション」のデザイン壁紙、2年前にルノンホームで発売した「MiriKulo:re(ミリクローレル)」には、壮大なスケール感の「世界地図」と、奥深い北欧の森をイメージした「森林」の2点のインクジェット壁紙が加わった。
この他、汚れが落としやすく抗菌性能が付加された人気の高い「抗菌・汚れ防止壁紙」シリーズ、「空気を洗う壁紙」「アレルブロック」「抗菌・汚れ防止」など安全性の高い機能性壁紙も充実している。総アイテム数は830アイテム。
ルノンのホームページ
https://ssl.runon.co.jp/
立川ブラインド工業(株)は、主力製品であるヨコ型ブラインドに、空調や外からの風による製品の揺れを軽減する「振れ止めコード」をオプションとして追加、2月1日(金)に新発売する。
「振れ止めコード」は、製品の両端部にコードを張ることで空調や外からの風によるブラインドの揺れを軽減するもので、ヨコ型ブラインド「パーフェクトシルキー」「シルキーシェイディ RDS」「シルキー RDS」のオプションとして展開する。また、すでに取付けた製品にも後付けが可能。窓枠に取付ける部品は、付属の両面テープ、または取付けビスから選べる。両面テープの場合、床面に穴を開けずに取付けることができる。またブラインドを途中までたたみ込んだ状態でも使用でき、外からの日射しを遮りながら、心地よく風を採り入れることができる。
タチカワのホームページ
https://www.blind.co.jp/
世界最大のホームテキスタイル、および業務用テキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル2019」(主催:メッセ・フランクフルト社)が、1月8日(火)~11日(金)の期間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催中である。
現在、ヨーロッパのテキスタイル市場の不振が伝えられているが、その中でも世界65カ国から3025社(前年実績64カ国2973社)と昨年を上回る企業が出展、国別では開催国のドイツ301社(前年実績316社)、イタリア185社(同183社)、スペイン125社(同115社)、フランス92社(同96社)、ポルトガル82社(同83社)、オランダ75社(同73社)、トルコ290社(同261社)、中国559社(同534社)、インド394社(同394社)が出展した。日本からは前回に引き続きアキレス、サンローズ、オリエンタルカーペットなど13社(同15社)が出展している。
また今回はホール12の新設にともない会場構成が一新され、新鮮なイメージを与えているのも特筆される点である。カーテン、ブラインドなど窓回り関連がホール8に移動、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、トルコなどのテキスタイルメーカーが集結し、また人気エリアの1つであるデコ・チームの展示も行われている。この他、中国、インドなどアジア関連メーカーはホール1.0,1.1、5で展開、壁紙関連はホール3.1、椅子張り関連はホール4、デジタルプリント関連とデザイン関連はホール3.0寝具・ライフスタイル関連はホール9.10.11.12で行われている。
そして注目のトレンドエリアは、前回までの「テーマパーク」というコンセプトを転換し、ホール3.0にて「トレンドスペース」として行われている。
そのトレンドテーマは「Toward Utopia」(ユートピアの方へ)。時代が大きな変化をしている中で、次の世代が求める新しいユートピアを提案していくもので、具体的なカテゴリとして「PURSUE PLAY」「SEEK SANCTUARY」「GO OFF-GRID」「ESCAPE REALITY」「EMBRACE INDULGENCE」の5つが設定されている。「トレンドスペース」では、各カテゴリを象徴したインスターレーションとともにテキスタイルが多彩に展示されている。
会期3日目には、ハイムテキスタイル・アンバサダーの南村弾氏による、日本人向けセミナーも開催される予定となっている。
「ハイムテキスタイル2019」公式サイト
https://heimtextil.messefrankfurt.com/frankfurt/en.html