鹿田産業 八女すだれの新カタログ「万葉」 を3月初旬発行
2016.02.18(株)鹿田産業は、福岡県知事指定特産民工芸品「八女すだれ」の新カタログ「八女すだれ 万葉」を、3月初旬に発行する。
「八女すだれ」とは、福岡・八女地方の竹材を使用し、八女で製造された国産材料の希少な室内すだれ。奈良、平安時代の御簾(みす)という室礼の調度品が原型で、その流れをくむすだれは、日本の伝統文化としてホテルや旅館、飲食店で人気がある。外国人観光客に対するおもてなしとしても注目を集めている。
「八女すだれ 万葉」にラインナップされる製品は、福岡県知事指定特産民工芸品の「八女すだれ」として規定された生産方法でつくられたものが中心にとなっている。全品オーダーメイドでの受注生産品で、寸法はもとよりすだれ生地、縁布、房、金具など自由に選択でき、雅な空間からモダン空間までさまざまなデザインに対応出来る。また縁を付した伝統的室内すだれ製品では初めて昇降式メカに対応、手作業でつくられた日本の伝統工芸品をローマンシェードスタイルで昇降式にできるオプションを設定した。修理については創業104年という伝統技術のあるすだれ工場で行うため安心。
なお同カタログは、こうした「八女すだれ」の魅力を訴求すべく、すだれのある風景を豊富に掲載した施工例写真パンフレットと、全ラインナップ、製品仕様、価格表を掲載する2部構成となっている。