インテリア文化研究所 「Drupa」 視察リポートを発表
2016.06.25インテリア文化研究所の本田榮二代表は、このほどデュッセルドルフ見本市会場にて開催された「Drupa」(ドロッパ/国際印刷・メディア産業展)の視察リポートを発表した。
今回の「Drupa」は、会期は5月29日~6月11日の15日間、会場は19会場・計17万平米、出展者数は45カ国・1800社、ビジター188カ国・39万1000人、成約金額1兆6千億円と発表されている。
HP(ヒューレッドパッカード)は出展者中で最大の6200平米のホール17をすべて単独使用。ここにデジタル印刷機56台を含む230tの資材を搬入。デジタルプリントにかける思いが伝わってきた。また、デジタル印刷分野は日本企業が得意とする分野で、2400平米のブースで出展したコニカミノルタやミマキエンジニアリング、エプソン、フジフィルム、沖データなどが大規模ブースを構え注目を集めていた。また高速レーザープリンターのザイコン社も千客万来であった。
インテリアに関係の深い企業では、壁紙用フリースの実績と品質で今やナンバー1と評価の高いテクノセルが出展していたが、1956年の第2回から出展しているとのことであった。
今回の特徴は、デジタルプリンターの印刷幅が広くなり、印刷スピードも高性能化していた点。また印刷テクニックも飛躍的に向上し、クリアーかつ深みのある印刷が可能になった。もう1つはデジタル印刷のテキスタイルが各ブースで目立ったこと。フジフィルムは桜をデザインした和式ユニフォーム姿のコンパニオンが来客をビール接待し注目を浴びていた。
本田代表は「視察成果は大いにあった。報告セミナーを7月22日(金)、西新宿のLIXIL東京ショールーム・イベントホールで開催するので是非、参加していただきたい」と述べている。
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