「第37回 JAPANTEX2018」閉幕 計8667名が来場
2018.11.25
インテリアファブリックス業界最大のイベント「第37回JAPANTEX2018」(主催:(一社)日本インテリアファブリックス協会)が11月21日(木)に閉幕した。3日間の合計来場者数は8667名(前年比86%)だった。また合同開催した「Japan Home & Building Show」「Shop Design」「JAPANTEX」「Asia Furnishing Fair」の総来場者数は2万7184名(前年比96%)だった。
今年の「JAPANTEX」は、「Japan Style × Interior Beauty」 ―プロフェッショナルたちの祭典―をテーマに開催、原点回帰というコンセプトの下に約10年ぶりに有力ブランド7社(アスワン、川島織物セルコン、サンゲツ、シンコールインテリア、スミノエ、東リ、リリカラ)が勢揃いした「Japan Premium Brand Fabric Collections」、窓装飾プランナーとインテリアコーディネーターのダブル資格を持つプロがコーディネート展示を行う「Windows Paradise2018」、インテリアを切り口にした病院・福祉施設のあり方を提案する「インテリア医学」といった3つの主催者企画をはじめ、最新のデジタル技術が集結した「デジタルプリントエリア」、インテリア専門店向けに即ビジネスに活用できる展示を行ったWTP(ウィンドートリートメント業界活性化プロジェクト)ブース、海外ブランドエリア「デコオン」他、企業ブースにおいても新商品、イチオシ商品が多彩に展開された。また展示だけでなく、セミナー・トークセッションも2つのステージで計20講座行われ、さらに主催者ブースでは窓装飾プランナー向けの特別トークショーも連日実施するなど、非常に見どころの多い内容だった。
その一方で来場者数は3日間合計で8667名と伸び悩んだ。東7ホールというもっとも遠いホールに位置し、かつ東1〜6ホールと別館という立地の悪さが響き、合同(同時)開催された他の展示会からの流入も限定的で、来場者数の減少とともに、合同開催の相乗効果という面でも課題を残した。それでも出展者からはターゲット層が明確になったことで、逆に成果は大きかったという声も聞かれた。
なお次回「第38回JAPANTEX2019」は2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される。
「第37回JAPANTEX2018」公式サイト
http://japantex.jp/