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矢野経 2022年ホームファッション小売市場規模3兆5926億円と推計

2023.12.04

(株)矢野経済研究所は、2022年の国内ホームファッション小売市場規模(小売ベース)を、前年比102.0%の3兆5926億円との推計数値を発表した。2021年(前年比103.3%)に続き2年連続でプラス推移となり、金額ベースでは2021年(3兆5220億円)比で706億円増加した。

同調査におけるホームファッション小売市場とは、「ベッドリネン・寝具」「タオル製品」「ナイトウェア・ホームウェア」「ホームファニチュア」「インテリアファブリックス」「ホームライティング」「キッチン・テーブルウェア」の7分野が対象。このうち「ベッドリネン・寝具」以外は前年を上回った。

その一方、ホームファッション小売市場は輸入品の構成比率が高い分野が多いため、2021年、2022年においては、数量は減少ながらも円安の影響で金額ベースでは拡大推移となった事例が相当数にのぼっている。輸入単価の上昇が価格改定(値上げ)につながっており、今後はそれを要因とした買い控えによる市場の冷え込みが懸念される

なお2023年の国内ホームファッション小売市場規模については、前年比98.7%の3兆5460億円と予測する。巣ごもり需要が収束することでマイナスになると見込んでいる。

 

矢野経済研究所のホームページ

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