「ハイムテキスタイル2024」開幕
2024.01.09世界最大級のホームテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル」(主催・メッセフランクフルト社)が、1月9日〜12日の4日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開幕中である。
「ハイムテキスタイル」は、昨年にコロナパンデミックを経て3年ぶりに通常開催、完全にコロナ禍から明けた今年は、前回から約2割増となる2600社(2023年は2400社)が出展するなどコロナ前の状態を取り戻している。特にアジア各国のテキスタイルメーカーが集まるホール10.0〜10.4、および6.0、6.1、5.0では中国、パキスタン、インド、バングラディッシュを中心に出展者が大幅増、さらにホール3.0にはASクリエーションやマルブルグなどの壁紙メーカー、デジタルプリント関連メーカー(主にファブリック)がブースを構えるなど賑わいをみせている。
さらに今年から新たにホール5.1にてカーペット・ラグエリアを新設、ベルギー、中国、エジプト、ギリシャ、インド、イタリア、トルコなどから90社以上が出展し、手織りから機械織りなどさまざまなカーペットを展開している。
そして注目の「ハイムテキスタイルトレンド2024/2025」は、「New Sensitivity(新しい感性)」をテーマに、「Plant based textiles(植物由来のテキスタイル)」、「Technological textiles(テクノロジーテキスタイル)」、「Bio-engineered textiles(バイオエンジニアリングテキスタイル)」という3つのカテゴリを提案、前回のサステナブル提案をより進化させた天然繊維、リサイクル、生分解性繊維などの新素材が提案されている。会期3日目の1月11日には、ハイムテキスタイルトレンドアンバサダーの南村弾氏による日本人向け現地トレンドセミナーも予定されている。
なお「ハイムテキスタイル2024」の情報は、インテリアビジネスニュース(本紙)2月10日号にて掲載する予定である。
「ハイムテキスタイル」日本語サイト