
(一社)日本インテリア協会・JAPANTEX実行委員会(花田正孝委員長)は、「JAPANTEXはリサイクルに真剣です」をスローガンに、11月19日(水)~21日(金)の期間、東京ビッグサイト南ホールで開催される「JAPANTEX 2025 I」の通路および一部のブースで使用された床材を回収しリサイクルする取り組みを、前回に引き続き行う。
同取り組みは、国内展示会としては初めて、インテリア関連企業15社の協力のとに提供された床材を展示会終了後にリサイクルするというもので、昨年はじめてタイルカーペットにて実施された。
今年はビニル床材を追加し、約4500平米の床材をリサイクルする予定である。
協力企業は、川島織物セルコン、旭興、サンゲツ、シンコールインテリア、SUMINOE、タキロンシーアイ、田島ルーフィング、立川ブラインド工業、東リ、トーソー、ニチベイ、フクビ化学工業、富双合成、リリカラ、ロンシール工業。
「JAPANTEX2025」公式サイト
https://japantex.jp/

(株)トミタは、スウェーデンでもっとも歴史のある壁紙ブランド「BORÅSTAPETER(ボラスタペーター)」が発表した、不織布壁紙3コレクションを、このほど発売した。
新作コレクションは、「ADORN(アドーン)」(11デザイン35点)、「ANNO II(アンノ II)」(17デザイン44点)、「FAIRYLAND(フェアリーランド)」(5デザイン16点)の3つ。「ADORN」は緑の葉と花々、そして小さな美しい物語や幾何学的な要素で構成された、柔らかで心地よいコレクション。「ANNO II」では1750年代のスウェーデン最古のプリント壁紙アーカイブから生まれた民芸のステンシル模様、ユーゲントシュティール期の花柄などのデザインを展開、「FAIRYLAND」は海、宇宙、森、おとぎ話の魅惑的な生き物たちが描かれた物語の舞台のような空間を演出するコレクションとなっている。
トミタのホームページ
https://www.tominet.co.jp

(株)サンゲツは、第9回目となるデザインコンペティション「サンゲツデザインアワード 2025」を開催、10月14日(火)より作品募集を開始した。
テーマは、同社のブランドステートメントでもある“Joy of Design”。壁面をキャンバスとして、デザインするよろこびをもたらすような、自由でクリエイティブなデザインを広く募集する。
今回は、より多くの応募を集めるため、一次審査の提出物を従来の実物からデジタルデータに変更する。これにより、世界中どこからでも気軽にエントリーできるようになる。さらに、一次審査を通過したファイナリストには、審査員による個別相談会を実施します。建築や空間デザイン等さまざまな分野の第一線で活躍するプロフェッショナルと直接対話する場を設けることで、応募者の多彩なアイデアを一層引き出し、作品の完成度を高める機会を創出する。
審査員は山崎健太郎氏((株)山崎健太郎デザインワークショップ代表、建築家、工学院大学教授、座間望氏(ZA DESIGN Inc.主宰、空間デザイナー)、森本千絵氏((株)goen°主宰、クリエイティブディレクター)、安藤北斗氏(we+共同主宰、デザイナー、武蔵野美術大学准教授)、(株)サンゲツ・近藤康正社長(審査委員長)。賞および賞金は、大賞(1点・100万円)、優秀賞(1点・50万円)、特別賞(4点・各15万円)、ファイナリスト賞(複数点・各2万円)。
応募期間は10月14日(火)~12月22日(月)18:00まで。提出データアップロード受付は2025年12月22日(月)18:30まで(希望者のみ実物作品提出可・12月22日(月))まで。一次審査(提出データによる審査)は2026年1月中旬予定、最終審査(プレゼンテーション審査)は2026年3月中旬を予定している。
なお10月14日(火)から「2024年受賞作品プロトタイプ展」をPARCs Sangetsu Group Creative Hub(東京・日比谷)にて開催、「サンゲツデザインアワード 2024」の受賞作品のうち4点
(PACROUGH block/うみのカケラ/Light waterfall/Rainbow)のプロトタイプを展示する。
「サンゲツデザインアワード」公式WEBサイト
https://www.sangetsu-award.jp/

(株)サンゲツは、グループ会社である壁紙メーカー・クレアネイト(株)の壁紙製造の新工場「クレア
ネイト東広島事業所」、10月23日(木)に開設する。
壁紙市場では、量産壁紙における需給のタイト化が進んでおり、供給体制の強化が急務となって
いる。こうした背景を受けて、クレアネイトでは2022年から広島県東広島市に新工場の建設を進め
てきた。今回の新事業所稼働により壁紙生産設備としてのキャパシティは年間約8000万mの増加
を見込んでおり、既存の2拠点(岩手県・一関事業所、千葉県・成田事業所)と合わせた3拠点体制
により、壁紙の安定供給を持続的に実現していく。
また、西日本に製造拠点を設けたことにより、万が一の災害トラブル発生時にも既存の2拠点と相
互に生産を補完するBCP(事業継続計画)対策を強化、さらに原材料調達や製品配送の距離を大
幅に削減し、配送に伴うGHG排出量を削減する。
この他、人口減少や高齢化により働き手の減少が進む中、東広島事業所では、生産の効率化お
よび生産余力の確保を進め、従業員の勤務体制を見直すことで、より働きやすい職場環境を実現
する。
サンゲツのホームページ
https://www.sangetsu.co.jp

トーソー(株)は、インテリアテキスタイルメーカーの合同発表会「with curtains(ウィズカーテン)
2025」を、「JAPANTEX 2025」(会期:11月19日(水)〜21日(金))会場内にて6年ぶりにリアル開催する。
今回のコンセプトは、「meets FABRIC – メーカーの垣根を越えて出会う、窓まわり提案の出発点-」。従来の「with curtains」とは雰囲気を一新し、これからカーテンの提案に取り組みたい人たちに向け、新たな学びや発見のある空間を用意する。
会場では、日本を代表するインテリアテキスタイルメーカーの最新生地の特徴を生かしたコーディネート展示を沙緒理氏(RIOSA㈱)がプロデュース。さらに日々の業務に活かせるカーテン提案のヒントも多数紹介する。展示ブースはJT-P23。
また同イベント限定の企業プレゼンテーションはオンラインで配信する。参加企業はアスワン、川島織物セルコン、サンゲツ、シンコールインテリア、スミノエ インテリア プロダクツ、東リ、リリカラ(50音順)。配信期間は11月12日(水)〜12月14日(日)。参加費無料。申込は特設サイトより事前登録。事前登録受付は10月6日(月)よりはじまっている。
「with curtains 2025」特設サイト
https://www.toso.co.jp/with_curtains/2025/
トーソーのホームページ
https://www.toso.co.jp